住宅ローンの繰上げ返済のメモ

PCに日記状でメモを残していたが、HDD壊れが怖い/検索が面倒/他の方の参考になるかも、でweb 化する。

繰上げ返済の手続きのみ、抽出します。
基本的には、処理に一月程度を見込む、事前に銀行に電話する、数回銀行支店に行く、とすれば良さそうです。

前提

住宅ローンの属性
物件首都圏のマンション
債権者住宅金融公庫
貸し出し窓口都市銀行の支店
借入れ金額秘密
借入れ日2006年9月
返済年20年
保証公庫住宅融資保証協会
生命保険団体信用生命保険(団信)

一部 繰り上げ返済 : 返済期間の短縮

窓口の銀行支店には、住宅金融公庫のローンの担当者はいないようです。
支店の一角で、テレビ電話で、本店?にいるローンの担当者とやりとりします。
事前に、電話予約が必要です。
多分、固定費削減のためと思われます。


2007/May/20

銀行通帳を用意し、都市銀行の支店に電話する。
一部 繰り上げ返済する事を伝える。
都市銀行の支店に行く日時を、予約する。

2007/May/25(数日後)

予約した日時に、通帳、銀行届け印を持参し、都市銀行の支店に行く。
概算の繰り上げ返済する金額を、伝える。
短縮する月数により、繰り上げ返済する金額が1円単位で変わる。
数パターンをシミュレーションしてもらい、繰り上げ返済する金額と短縮する月数を決める。
銀行が「一部繰上償還計算書 兼繰上償還申請書(兼口座振替依頼書)を作成するのを待つ。
出来たら署名捺印し、コピーを受け取って、終了。
所要時間:1時間以内。
主な記載項目
繰上予定日2007/Jun/17(通常の返済日)
手数料\3,150.
引落し額通常の返済金額+繰り上げ返済する金額+手数料

2007/Jun/17

銀行口座から引落される。

2007/Jun/25

郵便で、繰り上げ後の償還予定表が届く。
#「一部 繰り上げ返済の完了報告」などは、無い。

一部 繰り上げ返済 : 返済額の軽減

返済額の軽減は、期間の短縮よりも面倒でした。
念書の作成、提出の手順が増えます。

2008/May/10

銀行通帳を用意し、都市銀行の支店に電話する。
一部 繰り上げ返済する事を伝える。
都市銀行の支店に行く日時を、予約する。

2008/May/15(数日後)

予約した日時に、通帳、銀行届け印を持参し、都市銀行の支店に行く。
繰り上げ返済する金額を、伝える。
軽減した返済額をシミュレーションしてもらい、同意する。軽減した返済は、繰り上げ返済の翌月から。
今後の手順を聞き、終了。
所要時間:1時間以内。
銀行側は、念書の作成作業に入る。

2008/May/22(約1週間後)

銀行から、念書の作成が完了したと、電話がくる。

2008/Jun/02(数日後)

200円の収入印紙、通帳、銀行届け印、実印を持参し、都市銀行の支店に行く。
繰上返済の連絡表を受け取る。
「繰上返済の連絡表」の主な記載項目
返済日2008/Jun/17(通常の返済日)
手数料\5,250.
引落とし額通常の返済金額+繰り上げ返済する金額+手数料

「(割賦金の変更用)念書」に収入印紙を貼り割印、署名、捺印し提出。
念書には、残元金、最終償還日、償還日、償還額などが記載されています。
念書のコピーを依頼し、受け取る。
所要時間:1時間以内。

2008/Jun/17

銀行口座から引落される。

2008/Jun/25

郵便で、繰り上げ後の償還予定表が届く。
#「一部 繰り上げ返済の完了報告」などは、無い。

団体信用生命保険(団信)を脱退

全額の繰り上げ返済を考えていた、払込んだ保険料は返金されない、保険料が上がった、などの理由で解約を行なった。

2009/Oct/25

住宅金融公庫、団体信用生命保険(団信)特約料振替の案内が来た。
また、値上げか。殿様商売だ。団信を解約することにする。
銀行通帳を用意し、都市銀行の支店に電話する。
団体信用生命保険を解約する事を伝える。
都市銀行の支店に行く日時を、予約する。

2009/Nov/11(数日後)

予約した日時に、通帳、銀行届け印、実印を持参し、都市銀行の支店に行く。
「任意脱退届」に署名、捺印し提出。
任意脱退届のコピーを依頼し、受け取る。
所要時間:1時間以内。

2008/Jun/17

銀行口座から特約料が引落されていないことを確認する。

#「団体信用生命保険の解約完了報告」などは、無い。

全額 繰り上げ返済

全額の場合は、返済日を自由に指定できます。通常の返済日以外も指定できます。
ローン契約時に提出した抵当権設定証書を手元に戻すのと、抵当権抹消することが主な作業です。
法務局がオンライン化され、書類などが見やすくなりました。手続きも速くなりました。
ただ、抵当権設定証書への「登記済」「抹消登記済」のハンコは無くなりました。ここは残念。

2010/Feb/10

銀行通帳を用意し、都市銀行の支店に電話する。
全額 繰り上げ返済する事を伝える。
返済日を聞かれる。
都市銀行の支店に行く日時を、予約する。

2010/Feb/15(数日後)

予約した日時に、通帳、銀行届け印を持参し、都市銀行の支店に行く。
返済額と返済日を確認する。
返済日以降の、抵当権抹消手続きなどの説明を聞く。
誤配が怖いので、抵当権抹消手続きの書類は、支店で受け取ることにする。
保証料の返還、払込済みの火災保険の処理を聞く。
以前提出した「(割賦金の変更用)念書」は、抵当権設定契約証書と同時に返ってくることを確認する。
銀行が「全額繰上償還計算書 兼繰上償還申請書(兼口座振替依頼書)を作成するのを待つ。
出来たら署名捺印し、コピーを受け取って、終了。
所要時間:1時間以内。

2010/Mar/17

銀行口座から引落される。

2010/May/27(約1週間後)

銀行に電話し、抵当権抹消の書類が届いた事を確認する。
通帳、銀行届け印を持参し、都市銀行の支店に行く。
以下の書類を受け取る。
(1)金銭消費貸借抵当権設定契約証書、登記識別情報通知
(2)抵当権解除証書
(3)委任状(抵当権抹消登記)
(4)委任状(抵当権移転登記)
(5)現在事項一部証明書
(6)繰上返済時に提出した念書
所要時間10分。
(2)(3)(4)(5) は、抵当権抹消手続きで法務局に提出し、戻ってこない。
(2)抵当権解除証書は、コピーを取った方が良いかもしれない。
なお、(2)抵当権解除証書の原本を保有したい場合は、原本とコピーに一筆入れて、提出するらしい。


そのまま、法務局に向かう。
法務局内の相談コーナーに行く。
相談員が3人いて、1人が空いていた。
すぐ手続き(書類作成)に入る。

債権者の名義が住宅金融公庫から住宅金融支援機構に変わったため
・抵当権移転登記の申請書
・抵当権抹消の申請書
を作成する。また、2通の委任状の空白部分に記載をする。

申請書は法務局内に用意されている。
相談員の指示通りに、住所、氏名、不動産情報などを記載していく。三文判を押す。
法務局内で2000円の収入印紙を買い、抵当権抹消の申請書に貼る。
窓口に申請書などを提出し、抹消済み日を聞いて完了。
所要時間30分。

2010/Apr/07(抹消済み日以降で、3ヶ月以内)

法務局に行き、窓口で「登記完了証」を2通(債務者用、抵当権者用)、受け取る。
住宅金融支援機構に「登記完了証」の扱いを問い合わせた方が良いかもしれないが、何もしていない。
登記事項証明書(以前の登記簿抄本)を請求したほうが、良いかもしれない。1000円必要。